2016-01-01から1年間の記事一覧
◉月経期の片頭痛・排卵日前後と月経期間に多い・治療法 軽度 アセトアミノフェン、 NSAIDS、制吐薬 中等度以上、NSAIDS効果なし トリプタン◉妊娠、授乳期の非薬物治療 リラクゼーション、鍼治療 アロマテラピー◉妊娠、授乳期の薬物治療 発作時頓服 アセトア…
全身性エリテマトーデス(SLE)皮膚エリテマトーデス(CLE)若い女性に多い自己免疫疾患顔面や四肢、体幹に現れる皮疹は難治性で患者の精神的苦痛も多い…外用薬やステロイド、免疫抑制剤の効果には限界があり、副作用も懸念される…そんな疾患に使える薬…ヒドロキ…
季節の変わり目…体調も崩しやすい今日この頃。喉の痛みの原因…ウイルス性上気道炎(いわゆる、かぜ)によるものが多い。細菌性では、A型連鎖球菌性咽頭炎の感染(抗菌薬の適応)。リンパ節や甲状腺など咽喉頭以外の頸部臓器の疾患のことも。心筋梗塞、狭心症、大…
痛風発作の犯人…プリン体(⌒-⌒; )細胞の核の中にある核酸などを構成する成分。ほぼ全ての食品に含まれており、肝臓で代謝され、最終的には尿酸となって排泄される尿酸が排出能力を超えると、血液中にたまって高尿酸血症を起こす。この状態が続くと、尿酸が結…
外食やお惣菜の利用…忙しいとそんな日々になることも。そんな時は塩分摂りすぎ要注意!!食塩摂取量を減らす工夫をまとめてみました(^^)①食品に含まれる食塩量チェックナトリウム400mg=食塩1g と覚えておくと便利!男性 8g/日未満、女性 7g/日未満が摂取基準…
家庭用品の誤飲…小児では特に注意が必要だが、これからは認知症の高齢者でも起こる可能性が…ということでまとめてみた!対処として重要なことは…できるだけ体内に入れないこと!見える範囲の物は取り除いたり、吐き出させる。ただし…⑴6カ月未満の乳児、意識…
緑内障眼圧が上昇することで視神経が障害され、失明する可能性がある疾患40歳以上の日本人有病率 5%薬物治療⚫︎房水産生を抑制する薬剤 β遮断薬 チモロールマレイン酸塩 (チモプトール他) ベタキソロール塩酸塩 (ベトブティック他)⚫︎房水流出を促進する薬剤 …
◆ピロリ除菌・ピロリ菌に感染リスク乳幼児期2〜3歳。唾液からの感染も注意。再感染は年0.1〜2%程度・タケキャブ(ボノプラザンフマル酸塩)登場でピロリ除菌の成功率がUP! →従来のPPIは血中濃度が安定するのに3〜4日必要だったが、タケキャブは服用後3〜4時間…
よく血液検査でAST,ALTが上がった!と言われるけれど…本当の意味で肝臓の機能を見るときは…血小板!アルブミン!コレステロール!の値を確認しなきゃ!これらの合成能こそが肝機能となる!!なるほどです。薬が肝細胞に負担をかけたら上がってくるのはALT,AS…
我が子の咳がなかなか治らないので調べてみました!◎咳喘息それまで喘息と診断されていなくても、咳喘息になることあり。気道が刺激に対して敏感になっており、何らかの刺激に対して気道が収縮することで咳が起こる気道の感染冷たい空気運動たばこの煙雨天や…
1本のペンに持効型溶解インスリンと超速効型インスリンを配合した溶解インスリンアナログ製剤!インスリン デグルデク(トレシーバの成分)は、速効型インスリンと配合できる初めての持効型インスリンアナログ!!明確なピークを示すインスリンアスパルト(ノボ…
薬剤の中には、マグネシウムやカルシウムなどの金属を含有する経口薬と併用すると、体内での吸収が変化する薬剤がある。一般的には、服用間隔を2時間くらいあければ良いと言われているがはっきりしてないものも…キレート形成や吸着が機序なら2時間あればいい…
ザイザルの成分、レボセチリジンのラセミ体であるセチリジンとサンリズム…併用注意!!併用で両剤の作用増強の報告があるそうな( ̄▽ ̄)メーカーによると、どのくらい血中濃度が上がったのか、頻度はどのくらいかは不明。報告症例は、ジルテック10mg 1錠 分1…
お風呂上がりに赤い発疹が出てる⁈こんな時に疑うのは…①コリン性蕁麻疹…お風呂上がり、運動中、運動後、緊張などにより汗をかくような刺激によって発症する蕁麻疹。子供から大人まで見られる。大きさは小さく、蕁麻疹の皮疹(肌にできる発疹)同士はあまりく…
速効漢方の生薬☆漢方のお得意ポイント☆⚫︎微小循環の改善 血の巡りを良くして、血管を広げ、体の隅々まで血液を行き渡らせる!酸素、栄養、温かさ、そして老廃物を持ち帰る血液の流れが良くなると…なんだか身体が軽くなる感じがするらしいデス(^^)微小循環の…
癌性疼痛の際に用いられるデュロテップパッチ!ペタリと貼ることで薬効成分が血中に移行して全身に作用する。デュロテップパッチには痛みを和らげるフェンタニルという成分が含まれており、比較的使いやすいため広く使用されているが使い方に注意点あり!!…
心療内科からのデプロメールと脳神経外科からの謎?の頭痛薬(粉薬)を服用中の患者さんが過度の血圧低下に陥った話。粉薬の正体は…デパス細粒➕ビオフェルミン配合散➕テルネリン細粒!!そう…テルネリンとデプロメールの併用禁忌❗️テルネリンのAUCが33倍とかー…
さりげなく自然に…それが一番の支援…そうですね。なんとなくおかしい…思い出せない…そんなことが続いて一番不安で、一番悲しい想いをしているのは患者さん自身。それをしっかりと理解して寄り添う気持ちを持つことが大切。認知症の人への対応の心得“3つの「…
脳梗塞の後遺症や加齢による筋力低下、認知症の進行によって嚥下困難になった場合、薬がしっかり飲み込めていない場合があります。 それを解消するためにオブラートが使われますが、そのままでは角が喉にひっかかったりするので唾液分泌の減っている高齢者で…
患者さんからの聞き取りを元に… ●薬の効果はどうか ●セルフメディケーションで対応できるか ●受診勧奨の必要があるのかを判断し、実行するということ この視点を常に持っておくことが大切! 薬剤師の視点でアセスメントするために…疾患について理解しておく…
高齢になると嚥下機能が落ちて飲み込みが悪くなり、食べ物や唾液が気道に浸入することで肺炎を起こす…ある先生は、誤嚥性肺炎老衰の一種だとおっしゃった!たしかにそうだ…でも、なにか予防で出来ることはないかな…と思ってたら、今日、往診同行した先生が目…
ADME…それは薬が体の中でどのような動きをしているのか…の基本。 復習を兼ねてまとめてみた♪ A;吸収 薬が経口投与されると、消化管内で溶解し吸収が始まる。 影響因子 一緒に服用する水の量、食事の関係、胃内停留時間、薬により異なる 小腸粘膜からの吸収…
ダイエット中だとしても…疲れたらどうしても甘いもので癒されたくなる…ぢゃあ、何を食べればいいのかな??太りにくいスイーツ…それは、あんこを使った和菓子☆あんこの元、小豆は食物繊維のかたまり!しかも小豆に含まれる水溶性食物繊維は腸内細菌のエサに…
うーーーん…と悩んでしまった(^_^;)なにをもって考えれば良いのか…「われわれ薬剤師が、現場でふと考え、迷ってしまう問題に直面した時、もしかしたら化学構造式という情報源は“活用できる情報源”ではなく、“活用すべき情報源”なのかもしれません。とりわけ…