家庭用品の誤飲…どうする⁈
家庭用品の誤飲…小児では特に注意が必要だが、これからは認知症の高齢者でも起こる可能性が…
ということでまとめてみた!
対処として重要なことは…できるだけ体内に入れないこと!
見える範囲の物は取り除いたり、吐き出させる。
ただし…
⑴6カ月未満の乳児、意識障害や痙攣がある場合
→誤飲物による窒息の危険性あり。
⑵重篤な心疾患や不整脈がある場合
→心臓の負担があり、リスクを伴う
⑶針のように尖ったものや石油製品等を飲んだ場合
→肺や食道を傷つける可能性あり
牛乳や水を飲ませる=毒物を希釈して吸収を遅らせる
牛乳は胃壁の保護が期待できるが、石油製品などの脂溶性物質は吸収されやすくなるので注意!
誤飲した!との電話があった時に確認すること。
⑴誰が⑵いつ頃⑶何を⑷どのように⑸どのくらいの量を誤飲した?
⑹現在の様子はどう?
子どもの誤飲で特に注意する薬剤
・向精神薬
・気管支拡張薬
・血圧降下薬
・血糖降下薬
→これらはすぐに受診勧奨!!
誤飲の予防のために…
小児の手の届くところに薬を置かない!
薬を飲んでいるところを小児に見せない!
〜日経DI 201505より
我が子が小さい頃は気をつけてたけれど…みんなに誤飲予防を啓発することも大切だと思いました( ̄▽ ̄)