口腔ケアの課題…薬剤師として気づきたいこと!
病気になってから服用する、病気を治すために飲む…クスリ💊
薬剤師としては、この「クスリ」を通して、患者さんの口腔に問題がないかをアセスメントすることも必要だと思う今日この頃。
服薬指導の時に確認したいことをまとめました♪
~未来につながる夢のある 健康サポート薬局づくり より~
①薬が飲みにくい、引っかかる、飲むときの水でむせたりしないかを確認
(嚥下障害、唾液量の低下)
②口が乾く(口渇)の訴え
(薬の副作用:口渇・口腔乾燥)
③痩せてきたと感じたら→食事量の変化、体重変化の確認
(噛む力の低下、歯の喪失、義歯が合わない)
④ほとんど料理をしない、買い物が億劫になる、魚や肉や野菜をあまり食べない
(サルコペニア、免疫力低下、便秘)
⑤口臭、話すときに口を隠す、歯や入れ歯に食べかすやプラークが付着
(歯周病、むし歯、航空乾燥、セルフケアの不足)
⑥血糖値が改善しない
(歯周病の人が多いと言われている)
⑦表情が乏しくなってきた
(口の筋力低下、低栄養)
⑧舌苔(舌が白い)
(口腔乾燥、舌運動機能低下、水分不足)
⑨ろれつが回らない、「いー」と言ったら口角の引きに左右差がある、「あかんべー」すると舌が右か左かに流れるなど
(脳梗塞疑い)
★気になることがあったら、歯科医を受診しているか確認しておく。
目的を持った受診勧奨をする。
「食」は生きていくうえでとても重要なものであり、食べたい!!という欲求は誰にとっても大切なもの!!
口腔機能に支障があったら食べたいものも食べられず、生きる楽しみが半減することにも…(-_-)
薬局薬剤師の役割は…
『患者さんや地域の方が望む生活を守ること』
と自覚している私としては、クスリがそこに悪影響を及ぼすことがないように…しっかりと支援していきたいと思っちゃいます( *´艸`)