学びのまとめ〜備忘録(*^◯^*)〜

一期一会〜今日の出逢いを大切に♫日々学んだこと=インプットしたことはアウトプットしないと記憶に残らないとのことで…本や研修会、調べものからインプットしたことをアウトプットする場にしたいと思います(o^^o)

もしかしたら…妊娠しているかも…「風邪」の巻

まだよく分からないんですけど…もしかしたら妊娠しているかもしれません。

でも先生には言い忘れました…

若い女性から発せられる可能性の高いこの言葉…ドキッとします。

これからのシーズンに多い風邪症状での受診の際にこんな言葉を聞いたらどう対応するか…ということを考えながらまとめてみました。

(「妊娠・授乳と薬」 愛知県薬剤師会 妊婦・授乳婦医薬品適正使用推進研究班 発行 より)

 

◆かぜ、インフルエンザ予防

 ・水でのうがいをすすめる

   ヨードは胎盤を容易に通過して胎児が甲状腺中毒になることがあるため、ヨードうがい液の連用は避けたほうが良い

 ・手洗い、マスクの着用をすすめる

   呼吸器系ウイルス感染の拡大防止に役立つ

 ・インフルエンザ予防はワクチン(不活化ワクチン)接種を行う

 

◆妊娠中の女性に比較的利用されている薬物(かぜ、インフルエンザ)

 ・アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)

   胎盤を通過するが通常量の短期使用であれば安全

   (長期大量投与では母体の肝腎障害、胎児の腎障害の報告がある)

 ・デキストロメトルファン(咳止め)

   歴史の長い薬であり、頓服的な使用においては問題ない

 ・クロルフェニラミン(抗ヒスタミン薬)  

   歴史が長く、多くの産婦人科医が使用しているが漫然使用は避けること

 ・クロモグリク酸ナトリウム(抗アレルギー剤)

   吸入薬として使用(アレルギー性の咳が続く場合など)

 ・サルブタモール(気管支拡張薬)

   吸入での催奇形性は報告されていない

 ・吸入ステロイド

   喘息患者では喘息発作を起こさないよう吸入ステロイドでコントロールする

 ・ロペラミド(下痢止め)

   ヒトの催奇形性の報告はない

 ・ペニシリン系、セフェム系抗生物質

   かぜ症候群では本来抗菌剤は不要  

   気管支炎や肺炎が重症化しそうな場合は感受性を確認しながら利用する

 ・ザナミビル(抗インフルエンザ薬)

   吸入のため使用可能

 

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まずは、予防が第一!!!

そして…もし薬が使うということになったら、必要に応じてうまく使うことも大切です。

心配なことがあったら一人で悩まずに…優しい薬剤師に相談してください( *´艸`)