在宅医療について学ぶ(´∀`*)
在宅医療のエキスパートの講師陣による在宅支援の講義を聴くチャンスをいただき、医師、歯科医師、看護師、ケアマネ、薬剤師という多職種参加の研修会に参加!!
これからやってくる超高齢化社会…
外来通院が困難な高齢者をどのように支援していくか…
複雑化していく高齢者医療の問題にどのように関わっていくか…
在宅看取りでは、それぞれの職種の役割がある。
退院時カンファレンスに参加して、顔の見える関係を作る、家族の想いを知ること。
ケアカンファレンスで多職種の意思統一を行うこと。
患者、家族との意思疎通を大切にすること。ACPも重要になってくる。
がん緩和ケアでは、症状コントロールと介護環境を構築することが大切。
疼痛に限らず症状を緩和する…のは通常の診療でも行われていること。
介護環境の構築には多職種連携は必須。
介護上の不安を和らげるためには、介護力を評価し、見守りの目を持つことも必要。
本人、家族の希望があれば出来るだけ在宅で過ごせるように…
家族がしっかり患者さんを「看ること」で満足のいく最期の時間を過ごすことが出来る。
多職種でその支援が出来れば…
なんのための在宅医療なのか?
患者さんが望む場所(自宅)で最後まで過ごせること、在宅看取りはあくまで結果である。
「死ぬとはその時まで生きること」
より良く生きて、より良い環境で過ごすための支援が出来るのも多職種連携がなくては成り立たない。
誤嚥性肺炎で入院したら命は助かるがQOLは低下する場合が多い。
「いつもと様子が違う」「重症感はないんだけど…」そういうちょっとした変化も見逃さないように。
予防のポイントは、口腔ケア、栄養、予防接種。
特に口腔ケアを行って、口の周りの廃用予防をすることで「最後まで口から食べる」ことが出来る!
口腔内乾燥を防ぐ、口の周りの筋肉をほぐす、しっかり声を出して話をすることも日々取り組める予防です!
心不全の在宅管理では重症化を繰り返さないように支援することが大切。
水分、塩分摂取制限。服薬の遵守。早期からの緩和ケアの導入もポイントとなる。
心不全連携パス…安心ハート手帳…の活用は多職種の連携にも役立つ。
いろいろな症例を通してのグループディスカッションで他職種の方の目線を知ることができ、私たち薬剤師が出来ることが何なのか…を考えるきっかけにもなりました(^-^)
朝から晩までの長丁場でしたが、ACP、心不全、緩和ケア、フレイル、サルコペニアなど今まで勉強してきたことが繋がり理解が深まる時間でした(´ー`)
私にとっては入院加療していない人はみんな在宅医療をしている患者さん!
生活の場ではキュアよりもケアが重視されることも多い。
日々やりがいをもって薬剤師やっていきたいなぁ〜(´∀`*)