学びのまとめ〜備忘録(*^◯^*)〜

一期一会〜今日の出逢いを大切に♫日々学んだこと=インプットしたことはアウトプットしないと記憶に残らないとのことで…本や研修会、調べものからインプットしたことをアウトプットする場にしたいと思います(o^^o)

ケガをした!!!~応急処置の巻~

スポーツにつきもののケガ…とっさの時の応急処置を知っていたら助かることもあるな…と思っていたらちょうど「調剤と情報」に特集があったのでまとめてみました( *´艸`)

 

◆スポーツ外傷・障害

スポーツ外傷…転倒、衝突などの1回の大きな外力により組織が損傷した場合

       例)打撲、骨折、捻挫、肉離れ

スポーツ障害…比較的長期間に繰り返される過度の運動負荷により組織が損傷した場合

       例)疲労骨折、関節炎、腰椎椎間板ヘルニア

 ☆実際のスポーツ現場では繰り返される負荷で弱った時にちょっとした外力で症状が出現することもあるので区別がはっきりしない場合もある。

 

RICE処置

過剰な炎症反応により組織の損傷が拡大しないように制御することが目的

R(Rest)…安静(患部を動かさず、安静に保つ)

Ⅰ(Ice)…冷却(アイスパックで約20分間患部を冷やす。休憩をとり再び繰り返す)

C(Compression)…圧迫(患部を圧迫し、内出血や腫れを防ぐ)

E(Elevasion)…挙上(患部を心臓よりも高く上げ、腫れや炎症を抑える)

 ★けがをしたら安静にして、患部を冷やしながら圧迫をかけて、心臓より高く上げておく!!

  RICEの順でなくてもいいので、出来ることから始めること!!

ちなみに…炎症の5徴は…

 発赤…炎症が起きて患部の細胞の代謝レベルが上がって血液が集まる

 発熱…熱源である血液が集まるため患部の温度も高くなる

 腫脹…患部に集まった血液の漏出や細胞液などの漏出により腫れる

 疼痛…運動を制限して休ませるため患部の痛覚が過敏になって痛みを生じる

 機能障害…膝を曲げられないなど炎症部位や周辺が思うように動かせない 

 

では…具体的にどのように動くのか…

もし、スポーツの練習中に足を捻挫をしてしまったら…

 ①練習をやめて痛まない姿勢をキープして動かさない(安静)

 ②患部を全体と痛みや腫れがある部分を冷やす(冷却)

   ビニール袋に氷(できればクラッシュアイス)を入れ空気を抜いたアイスパックで冷やす。ゲル状の保冷剤やケミカルパックを使用してもよいが凍傷注意!

  20分くらいで、痛い⇒温かい⇒ピリピリした感覚⇒無痛覚 と変化する

  そうしたら一度患部から離し、1~2時間ほど空けて再度冷やす

  これを24~72時間繰り返すのが理想!

  もし、グランドで氷がなければ水を入れて凍らせたペットボトルを使用する

  ☆寒冷アレルギーのは注意!

   コールドスプレーは一時的に痛みを和らげるだけで冷却には使えない!

 ③伸びるタイプのテーピングや伸縮包帯(バンテージ)で患部を押さえつける(圧迫)

  ☆圧迫が強すぎると血流が悪くなるので時々感覚を確認する

   氷嚢を使ったアイシング用サポーターというのもある

 ④帰りの車では患部を心臓より高い位置にするよう心がける(挙上)

 

 ★正しい応急処置が早ければ早いほど、ケガの悪化を最小限に抑えることができ、回復も早くなる!!!

  ただし、「動かせない、歩けないほど痛みが強い」「明らかに見た目が変形している」「けがをした部分の腫れや熱感が重篤」といった場合は急いで医療機関を受診すること!!

 

子どもがソフトボールチームに入っていたころ、何度か応急処置を行いましたが…実はこんな風にきちんとした目的があるとは知りませんでした!!

そういえばペットボトル氷も当番で作っていって…いろいろ役に立っていたな、と思い出しました( *´艸`)

 

ケガは選手にとっては本当につらいもの…少しでも早く回復するために、必要な時にはしっかり安静にする時間を持つことも大切…ということも伝えていきたいと思います(*^^*)