発達障害〜脳のタイプ〜について学ぶ(^^)
専門医からのレクチャーを聴くチャンスをGET!!
発達障害と診断される子どもは10人に1人と聞いて…考えさせられました。
では、その特徴とは…
◆小児期
・集団の中で学ぶことが苦手。
・みんなと一緒…であることが難しい。
・自立する時期に自己理解をすることが出来ず、アイデンティティの確立が難しい場合がある。
→得意なこと、苦手なこと…自分のことを知ることが難しい。
・得意だと感じることが少なく出来ないことが多くなると、対等な人間関係を作りにくい。
・思春期…こんな自分で生きていこう!という時期の過ごし方が難しい。
・ゆっくりとした自分の特徴への気づきが必要。
・早期発見をすることで、その子に合った療育の基礎を築くことが出来る。
・みんなと違っても、その子にとって今必要なことを学ぶことが大切。
・早期介入はそれぞれの子どもの育ちを守ることが目的。親の不安を軽減するためにそれぞれの家庭に合った助言が必要。
・発達障害のある子どもは、自分はなぜこんなに苦しいのかという“分からなさ”による不安が強い。
→子どもがわかるように説明し相談に乗ることが大切。しんどかったことに理解を示した上でどうなりたいか?の話をする。
・発達障害のある子どもは傷つきやすく、褒められることが少なく、安心感を得られにくい環境にいることが多い。自分は出来るんだ!という体験が少ない場合がある。
・小児の方が薬物治療の効果が出やすく、その後の指導、学習へのとっかかりを作ることが出来る。
◆成人
・全員に診断を下すことは不要。不適応がある場合に診断を下す。社会の支援があれば診断不要な場合もある。
・企業が診断を求める場合は診断することで企業は何ができるのか、を確認する。
・みんなと一緒にであることを押し付けない。
・継続的な支援が必要。
・本人の不安のあり方を理解すること。
小児が専門医に診てもらって診断を受けるための待ち時間が半年くらいあるらしい。
その間は焦らず過ごしてもらいたいとのこと。
診断を受けることがその人の人生にどんな影響があるのか…と思いつつ。
いろんなタイプが混合していることもあるのでそれぞれの対応は違ってくる…
そういった相談にも乗ることのできる地域の薬剤師でありたいと思う。
個性を大切に。
適材適所…その人らしさをしっかり発揮できる場所が見つかれば…きっと活躍できるはず(^^)