学びのまとめ〜備忘録(*^◯^*)〜

一期一会〜今日の出逢いを大切に♫日々学んだこと=インプットしたことはアウトプットしないと記憶に残らないとのことで…本や研修会、調べものからインプットしたことをアウトプットする場にしたいと思います(o^^o)

世界メノポーズデーに寄せて~女性が自分らしく生き抜くために~

世界メノポーズデー 

21世紀を目前に高齢化社会の到来を受け、今後更年期の健康にかかわる情報を全世界へ提供する日…として第9回国際閉経学会において毎年10月18日を世界メノポーズデーとすることが採択された。

メノポーズ=閉経…女性が長く生きていれば必ず出会うもの…これからは閉経してから40年は生きていく時代になるかもしれない。

女性が健康に自分らしく生きていくために必要なことをまとめてみた。

(OATHAS プロバイダーコースより)

 

❶女性の健康力

  女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすためには、

  生活の場(家庭、地域、職域、学校)を通じて」、女性の様々な健康問題を社会全体で総合的に支援することが重要である。

  妊娠中の喫煙の影響

   妊婦自身の能動喫煙による健康被害

   胎児に対する「受動喫煙」による健康被害

  がん検診の推進

   子宮頸がん、乳がんの予防や早期発見が重要

  更年期からの健康づくり

   40代からの女性の心のからだの変化について正しい知識を持つこと

   適正な情報の収集と自らの生き方の選択を行うこと

   女性ヘルスケア専門医をかかりつけに持つことの大切さを知ること

  ★女性には特有の健康問題が存在し、その対策が必要とされている

 

健康寿命延長

  女性の平均寿命=87歳 健康寿命=75.5歳

  ズバリ!人生の約7分の1を「寝たきり」や「要介護」=健康で自立していない状態で過ごしていることになる

  65歳以上の要介護者等の介護が必要となった原因としては

   骨折・転倒、認知症、高齢による衰弱、関節疾患、脳血管疾患などがある

  ★健康寿命を延ばすことで自分らしい生き方が出来るのではないでしょうか!?

 

❸ロコモ・骨粗鬆症サルコペニア

  ●ロコモティブシンドローム(ロコモ)=運動器症候群

   腰やひざの関節・骨のトラブルなどの運動器の障害により要介護になる危険性の高い状態

   高齢者には昔からよく見られる

   今後高齢化に伴い、爆発的に増え続けると考えられる

   ★軽症者、予備軍、若い人も危機感を持つ必要がある!

   いまや国民病となったロコモ!!!

   推定患者は日本国民の4割といわれており、大部分は痛みを感じていない!

   =痛みが出たときはすでに進行している!

    自分の体を日々手入れしておくことが大切!!

  ●骨粗鬆症

    閉経後、骨量は急激に減少する

    (若い時からの骨づくりでロコモを予防する)

    骨折が起こりやすい部位…背骨、股の付け根、腕の付け根、手首

  ●サルコペニア

    骨格筋、筋肉が減少していること(加齢に伴う筋肉量の低下)

    筋肉量は30歳頃をピークに、その後加齢と共に低下する

    サルコペニア=すべての原因による筋肉量と筋力の低下を意味する

    ★悪循環がコワイ!!

      筋肉量の低下→運動量の減少→食欲低下→低栄養→筋肉量の低下…

  ◆骨づくり・骨量維持に必要なこと

    丈夫な骨!! 下半身の筋肉!! バランス!!

    (正しい立ち方・歩き方・座る姿勢など)

    適正なBMI(痩せすぎ注意)!! 必要とされる栄養素の摂取!!

    垂直荷重の運動(ぴょんぴょん)

  ◆痛みの原因は生活習慣

    体を上手に使っていることが大切

    (解剖学、姿勢、構え、気づき=体を上手に使うための心構え!!)

  ◆脱ロコモ→体操をしよう!!!

    運動器は、よく使う、正しく使うことで機能が維持される

    ロコモ体操🎵

     スクワット、ストレッチ、背骨ほぐし 

      →無理せず、自分のペースで行いましょう!!

  ◆ロコモを防ぐ栄養摂取

   ①低栄養に注意!

     高齢で痩せている人、アルブミンが低い人は要介護になるまでの期間が短い

     低栄養になるとロコモの要因となる骨粗鬆症サルコペニアなどが起こりやすい

   ②主菜、副菜は毎食、牛乳、乳製品、果物は毎日欠かさず摂ろう!

     主食に加えて、毎食、主菜(肉、魚、豆腐、卵のおかず)1品

     副菜(野菜、キノコ類、イモ類のおかず)1品

     を必ず添えよう!!

     それに食わせて、牛乳か乳製品および果物を摂ろう!

   ③「筋肉」「骨」を強くする食生活をしよう!

     エネルギー不足注意

     たんぱく質をいろいろな食品に組み合わせること

      →タンパク質とビタミンB6を一緒に摂ると効果的

     骨が生まれ変わるために、カルシウム、たんぱく質ビタミンD

     ビタミンKもしっかり摂ろう!

     カルシウムの吸収を妨げる塩分、リン、カフェインの摂りすぎに注意

 ❹コンチネンスケア

   問題なく排泄ができるために必要なこと

    下部尿路の違いから、男性は尿が出にくくなり、女性は漏れやすい

   畜尿と排尿がきちんとできること

    膀胱=伸び縮みが自由自在な筋肉の袋

    尿道括約筋との協同作業で排尿が行われる

   排便のメカニズムと排便障害

    正常な排便は人によって異なるので回数には個人差がある。

    ブリストルスケールを参考に!

     消化管の通過時間:非常に遅い(約100時間)~非常に早い(約10時間) 1.コロコロ便 硬くてコロコロの兎糞状の便 2.硬い便 ソーセージ状であるが固い便 3.やや硬い便 表面にひび割れのあるソーセージ状の便 4.普通便 表面がなめらかで柔らかいソーセージ状、あるいは蛇のようなとぐろを巻く便 5.やや軟らかい便 はっきりとしたしわのある柔らかい半分固形の便 6.泥状便 境界がほぐれて、ふにゃふにゃの不定形の小片便 泥状の便 7.水様便 水様で、固形物を含まない液体状の便

   腸内細菌

    町内に数百種類以上、糞便1gにつき約1000兆個もの細菌がいる

    (重さは約1~1.5㎏)

    善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7

    病原菌などの有害な心が簡単に体内に入らないよう守ってくれる必要不可欠の存在。腸内細菌は便を作る重要な働きをしている。

 ❺食べること(食習慣・栄養)

   70歳以上では低栄養傾向の人(BMI≦20)が増える

   →低栄養にならないような支援が必要

     なぜ、食べられなくなったかを探る

      買い物に行けない

      歩けない

      歯が痛い、入れ歯が合わない

     生活歴の把握

      どんなふうに食物を手に入れている?配食弁当?

   寝たきりにならないために

    体に必要な5大栄養素をしっかり摂る

     年齢が高いほどエネルギー摂取量に占める脂質の割合が低く。炭水化物の割合が高い傾向にある

     →低栄養にならないために不足栄養素を補う指導

    動けるカラダを維持する

     丈夫な骨、下半身の筋肉、バランス

     →運動指導の重要性

 

最近では、若い頃から栄養が偏ったり、無理なダイエットを行っていたり、と高齢者でなくても要介護予備軍が作られている可能性があります!

 

変わりゆく女性のからだとこころを理解したうえで、自分らしく生きていくために出来ることにどんどん取り組んでいきたい、そして、その支援をしていきたいと思います( *´艸`)